未破裂脳動脈瘤【休職のことをまとめてみる】知らなきゃ損?

会社員の場合など、参考になるかもしれないお話です。

 

動脈瘤の手術のような場合、手術後の回復に加えて、

リハビリなども行うケースがあって、比較的長い入院となります。

なので、仕事をしている場合は、長期間の休みが必要になります。

 

私の場合は、リハビリは無かったのですが、2週間~3週間の入院+動眼神経麻痺の回

復期間ということで、計算したところ有休だけで足りるかギリギリでした。それに順調

に回復するかどうかは、手術段階ではわかりませんからね。

 

有休が尽きてしまえば、会社から手当がでるわけでなく、完全に無給になってしまうの

です。大きな会社の場合、理由によっては何か手当がでるかもしれませんけど。

 

そこで、ひとまず休職という扱いにしてもらいました。

休職した場合、自分の加入している健康保険組合から、標準月額の約6割程度の手当て

が出ます。手当は傷病手当金と言います。 

※ 国保の場合は、無いと聞いたことがあります。

 

結果的に、眼科蜂巣炎の関係で再入院もしたし、さらに、その眼の状態が回復しないこ

とで2か月半近く休みましたので、休職してよかったと思います。

 

なぜ思いついたかというと、前の会社の時に、頸椎ヘルニアで2週間の休みを取らなけ

ればならない時に、やはり有休残が足りず、休職にしてもらった記憶が有ったので、

その知識が合ってよかったです。

手術した後、さっそく会社の総務に連絡を取り、休職にしてもらいました。

会社によっては休職すると、人事考課的なマイナス面もあるかもしれませんが、

私の会社にはそれは無いことを確信してましたので。

その辺の人事評価のない会社です。

 

この手当をもらうためには、組合へ申請書の提出が必要で、自分で書く分、

会社で書く分、医療機関で書く分と、いろいろ書いてもらう必要があります。

 

私の会社は、協会けんぽという組合に入っていて、そこの休職時の書類を提出しまし

た。以下は協会けんぽ傷病手当金に関してです

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3040/r139

 

4枚つづりで、特に面倒なのは病院に書いてもらう分です。

 

病院に書いてもらう分は、今思うと当たり前なのですが、

昨日まで(過去日まで)の分しか書いてもらえません。

 

<こんな感じです>

 休職開始:8/13

 今日(病院に申請した日):9/1

 休職期間の予想:10/31ぐらいまで

 今日申請できる期間:8/13~8/31

 

見込みとして、未来日の10/31まで休職予定だとしても、

9/1の段階では申請できるのは1日前の8/31までです。

結局10/31まで休職したとして、残りの期間を完全に申請するには、

実際に休職が終わったあとの、11/1以降に、再び申請しなければなりません。

 

私も初めは、手当もらえるなら早くもらいたくて、

最初の退院後、9月初めに8月休職分を病院に申請し、

その用紙を9月末に病院から受取り、自分の書いた分と合わせて会社に出して、

10月の半ば過ぎに組合から振り込まれて、とやったのですが、

この手続きで病院に行く以外に、普通に脳外科と眼科の外来診察もあったので、

このままでは毎月、何回も病院にいかなければならなくなりそうで、

休職の傷病手当金の申請を毎月するのはやめました。

 

 

実際は、9/1以降の休職していた期間の<2018/9/1~2018/11/11>までの分は、

会社に復帰した後、最初に外来診察した2018/11/27に申請しました。

なので、手当を完全に受け取れたのは年末近くになりました。

 

今思えば、仕事に復帰して休職期間が終わった後に、

全期間<2018/8/13~2018/11/11>分を、

1回の申請でやれば手間なしだったと思います。

今後、自分以外の会社の従業員に対して生かせそうな知識ではあるかな。

 

でも、手続きは面倒ですが、休職制度はとてもありがたいと思いました。

すぐにお金になるわけではないけど、

通常の給与の6割が、後からもらえるのはやっぱり精神的に安心ですから。

 

医療保険も似たようなことをしなければならないし、同時にいろいろやると、

結構混乱します。得た教訓としては、焦ってやらなくても、

後から申請できるのでそうした方が、わかりやすいってことですかね。

結構、この手の面倒なことは早めに済ませたいタイプなのかもしれません、私は。