未破裂脳動脈瘤【医療費のことをまとめてみる】
脳動脈瘤の入院と、眼科蜂巣炎の入院の2回の入院の際にかかった
費用のお話しをしたいと思います。
とくに脳動脈瘤は手術もよくある方式で、何か参考になるかと思います。
まず前提として、私は普通に社会保険(≒健康保険)に入っています。
健康保険は、収入に応じた自己負担限度額の上限があり、
それを超える場合は高額医療費として、健康保険組合に請求すれば、
後から戻ってくるというのは、よく知られている話です。
ただし、今回私が初めて知ったのは、その高額医療費を後でもらう手間を省くために
事前に、「限度額適用認定証」を入手し、病院の担当部署に提出することで、
実際の請求時に上限以上は請求されず、後で高額医療費分の還付を受けずに済む方法
で支払をしました。
この認定証は、昔の紙の時代の保険証のような感じで、会社の総務に頼んで用意して
もらいました。
この件に関して、入院して手術後の早いタイミングで、病棟の医事係の人に丁寧に説明
してもらい助かりました。
その人には他にも、休職の件とか相談に乗ってもらい、いろいろお世話になりました。
阿川佐和子を若くした感じの、ショートカットの素敵なお姉さんでした
(余談ですけど)
というわけなので、以下の金額は、
限度額適用認定証を持ってる場合の計算によるものです。
その手続きをしていない人や入院期間が私より長い場合などは、
おそらく100万円とか平気で超えてくるかと思います。
<脳動脈瘤>
緊急外来:2018/8/4
9,070円
入院期間:2018/8/13~8/28 <16日間>
151,000円
<眼科蜂巣炎>
入院期間:2018/9/18~9/22 <5日間>
89,100円
上限はあくまで、医療費扱いの請求の上限であり、
差額ベッド代、食事代、病衣のレンタル代などは、自己負担限度額の上限に含まれない
ので、このような金額になります。
正直私は、後々にはなりますが、休職で傷病手当金も出るし、
医療保険も入ってたので、あまりお金のことは気にしてなかったですが、
同室の患者家族の会話を耳にした時に、差額ベッド代が惜しいらしくて、
大部屋にしてもらった、とかそういう感じの患者もいました。
自分がその立場なら、悲しいですね。
生死にかかわる大手術だけど、お金が無いから安い部屋にしてくれってことですから。
たかが5000円でしたけど、術前術後の個室で、病院としてのケアが必要なら、
その差額ベッド代も医療費に含めればいいのに、と思いました。
病状が安定して大部屋でもいいのに、個室を望む人がいたら、
そこだけに請求すればいいのに、と。