未破裂脳動脈瘤【2回目の退院翌日からの生活】2018/9/24~

8月中旬に動脈瘤の手術をして、8月末退院
9月中旬に右眼窩蜂窩織炎になり再入院、9月下旬に退院。
 
2回目の退院をした当初は、10月初旬からの仕事復帰も考えてましたが、
眼窩蜂窩織炎の状態が、思った以上に回復が遅く、
(というか、あるところから全然腫れがひかない)
ひとまず会社には、仕事復帰は10月中旬以降になることを伝えました。
仕事はできるとも思いましたが、また悪化して入院になると面倒なので。
 
動脈瘤の影響なのか、それは関係ないのか、突然発症した眼窩蜂窩織炎の腫れは、
結局、その年2018年の年末近くまで完治しませんでした。実に3か月です。
(今でも完治してるのかよくわからないんですけど。ほんの少し腫れてる気がします)
 
なので、気楽な療養生活になるはずが、ずっと治るかどうが不安でした。
腫れなど、すぐ収まると勝手に思ってましたから。
それにプラスして、複視も残ってましたので。(結局、少しの複視は完治せずです)
 
今でも疑問なのが、本当に眼窩蜂窩織炎だったのか
炎症といいつつ、ほとんど痛みは無かったんですよね。熱も出なかったし。
ネットで調べると、瞼を触ると痛みがあると書いてありましたんで。
そのような病状のせいか、主治医も、退院後の何回目かの外来診察の時に、
あれって眼窩蜂窩織炎だったのかわからん、などと言いだす始末。
 
ちなみに、自宅での眼窩蜂窩織炎に関しての治療は、
脳外科で処方された抗生物質(5日分)を飲むことでした。
それと、眼科で処方された、ガチフロ点眼&タリビット軟膏は、
結局は2018年12月ごろまで、点眼&塗付してました。
 
眼の腫れが収まらなかった二か月間は、毎日、自分の顔写真を撮って、
時系列で観察してました。
鏡で見るとそうでもないけど、写真にとると他人からの見た目になると思いまして。
たしかに実際写真だと、腫れがひいてないのがよくわかりました。
この腫れについては、迷走状態だったので、どうも眼球が前に出てる(眼球突出)ようにも思えました。
実際CTの写真でも、眼球が出てましたので。
 
再退院(変な言葉)してからの、2か月間は、眼科と脳外科を、
1週間置きぐらいに外来に通い、ほぼ毎回CTを撮り、
また、眼科では眼球突出の原因を特定するための血液検査(バセドウ病とか)、
最後は、目の周りのMRIなど行いましたが、これというはっきりした原因がつかめない
まま、なんとなく腫れが落ち着いて治療が終了しました。
 
この間、医者の方も、正確な診断と治療というよりは、いろいろ試して様子を見る&
私の自然治癒力に頼ってるような感じでしたかね。
 
そんな中、
2018/10/11に眼科を受診した際に、眼圧測定をしたところ、27という大きな数値が出てしまいました。
これが目の腫れや眼球突出の原因ではないと眼科医は言ってました。
 
ただし若干、緑内障のけもありそうなので、眼圧をさげる目薬(ラタノプロスト)を処方されました。
 
なお、この目薬をさしてからの2週間後と、そのまた2週間後の眼圧検査では、
いずれも16と問題ないレベルになり、ひとまず安心しましたが、
目薬をやめて1か月後の眼圧が19と上昇してしまい、今でもラタノプロストは点眼してます。
 
ちなみに、復帰までの期間は、落ちた体力を回復するため、
毎日最低3km、時には7kmぐらいの散歩を毎日してました
 
心なしか、散歩をすると目の状況もよくなったような気がしました。
病気になる前も車生活で、歩くことなどほとんどなく、
近くのコンビニにも車で行っていた自分としては、1時間から2時間も歩くなんて、
思ってもいませんでしたが、体調もよくなったように思います。
今でも休みの日は、出来るかぎり歩くようにしています。
 
車の運転は、だんだんと行く距離を伸ばしながら様子見し、また、
複視自体は残ったままですが、体が複視の状態に慣れたのが大きく、運転にほとんど支障がないほどになりました。
同乗者に聞いてみても、何の心配もいらないとのこと。
自分でも、運転してて疲れることがなくなり、会社への通勤の片道1時間も大丈夫そうだと感じました。