【2019年台風15号】千葉の大停電で感じたこと

まだ完全に復旧してませんが、

2019/9/8(日)夜中から翌9/9(月)にかけて、関東地方を通過した台風15号は、

とりわけ千葉県全域に大きな被害を残しました。

千葉の真ん中よりも北にある私の家でも、

9/9(月)の朝、台風ニュースを見ている最中に突然停電になりました。

 

朝はニュースを見る前の6時過ぎから、会社関係の連絡を取りあい、

無理に定時で出社しないよう従業員全員に連絡しありましたので、

台風が過ぎてから出社しようと考えてました。

 

ただし、思ったよりも影響が大きく、台風がおおむね去った後も、

私の家の前の幹線道路は、時間が経つにつれ上下線とも大渋滞で車が全く動けず、

車では家から出られない状況になりました。

関東自動車道が通行止めになっており、その影響で下道が渋滞しているようでした。

大震災や大雪などで高速道路が止まった時と同じような感じです。

 

テレビがつかないので、ノートPCを利用して各種の情報を集めました。

しかし、yahooなどのニュース欄にも、あまり情報がなく、

ツイッターなどもほとんど話題が出ておらず、状況の把握が難しい状況でした。

 

そんな中「地区名 停電」でググって出てきた、東京電力の停電情報を見て

愕然としました。9/9当時 千葉県の停電が60万軒をこえていました。

http://teideninfo.tepco.co.jp/html/12000000000.html (9/17現在で6万軒ほどです)

この「軒」が「世帯」とイコールなのか不明でしたが、ちょっと驚く数字です。

 

そうしているうちに昼前ぐらいになって、家の前の道路の下り車線がすいてきたので、

出社することにしました。自宅から北に向かい茨城県まで通勤します。

通勤路は幹線道路ではなく県道だったりしましたので、被害が分からず不安でしたが、

幹線道路はGoogleマップの交通状況で、全域で真っ赤(渋滞)だったので、

いつも使用している裏道的な経路を走りました。

 

信号が10本に1本しか機能しておらず、また道は所々倒木などでふさがれ、

普段の3倍近い時間をかけて、なんとか出社しました。

会社のある茨城県でもやや停電はしてましたが、千葉ほどはひどくないようでした。

仕事を終え、なんとか自宅に帰りつくと、すでに電気が通っており、

電気がある暮らしというのが、どれだけありがたいかわかりました。

 

その後、停電の状況は日に日に少しずつ復旧していき、

9/14の段階で、私の生活圏は、ほぼ問題ないレベルになりました。

 

ただし今でも、千葉県の南部が、

停電や、実際の台風の物理的被害の影響に苦しんでいます。

私もできる応援をしていきたいと思います。

早速、Eメールで義援金を送れる仕組みをツイッターで発見したので、

少ないですが送らせてもらいました。

 

私はツイッターをしているのですが、台風直後の9/9から9/10くらいまでは、 

タイムラインにあまり話題も出てこず、ネットやテレビでも被害を大きく報じること

も少なく、なんとなく千葉県は見放されたよな気持ちになりました。

昨年の北海道の地震や、関西空港の台風被害の時の報道に比べ扱いが小さく、

何か釈然としないものを感じていましたが、9/11ごろになってやっと、

ニュースでも大きく取り扱い初めて、全国の目が被害の大きさに気が付いたようで、

少し救われたように思いました。

 

たしかに今まで私も、遠くの災害の状況を知るには、テレビやネットでしかなく、

そこで話題になってないものは、知ることができない

と、改めて情報の伝達の怖さも感じました。

 

私の生活圏では、幸い大きな被害を受けることはなかったのですが、

今も苦しんでいる皆さんがいるので、できる範囲での支援をしていきたいと思います。