未破裂脳動脈瘤【脳外科へ入院のし直し】2018/8/13

突然の神経内科への入院となった私が病棟にて、
看護師の説明と指示で、必要書類を書いていると、
神経内科ドクターが、脳外科ドクターとともに私のところへやってきました。
 
脳外科ドクター 
 「MRIをよく見直したら、脳動脈瘤が見つかった。
 おそらくそれが一連の頭痛の原因で、眼瞼下垂は進行した表れです。
 動脈瘤も大きいし、すぐに手術しないと危険な状態です。」
 
とのこと。
 
なんか、展開が急すぎてよく理解できなかったけど、
この1か月の痛みとの付き合いで、
頭の片隅に、「結局は脳の病気じゃないの?」という疑念があったので、
なんとなく受入れてたことを記憶してます。
 
でも、この時の神経内科のドクターの、居心地の悪そうな顔ったらねぇ。
腰が低くて、いい先生なんだけどね。
まあ、患者への接し方、受け答えも大事だけど、結局は医者は腕だから。
 
さて、というわけで脳外科病棟に移ることになったわけですが、
神経内科のすぐ下の階で、そもそも、歩いて病院に来たわけだから自分で歩けるけど、
なんか、車椅子を用意されちゃって、乗せられる・・・ 
 
病室はというと、脳外科の個室に案内されました。
まだ私が同意してるわけではないけど、すぐにでも手術ということもあり、その準備を考えるて個室にしました的な話を看護師長さんにされました。
 
そんな感じで個室で待ってると、連絡してあった相方さんが病院に来ました。
以下のような、LINEのやりとりをしてた記憶があります。
私「神経内科に入院することになった、なんとか症候群だって。来れる?」 
相「わかった。夕方いく。必要なものある?」
私「用意した、3日間だから足りないのは売店で買えばいいよ」
相「頭は痛いの?」
私「痛いけど、入院の点滴で治るならそれでいいよ」
:(しばらく時間経過して)
私「なんか、脳外科で緊急手術なんだって、やばいっぽいよ」
相「ええっ!?」
 
さて、相方さんが来たところで、ドクターから、MRI画像を見ながら説明を受けます。
以下は説明の内容の要約
・ 右目の奥に正確なサイズはわからないが、画面上だと7-8mm以上の脳動脈瘤がある
・ このサイズになると、いつ破裂するかわからない非常に危険な状態である
・ これが神経を圧迫して、眼瞼下垂と動眼神経麻痺を起している
・ 手術をしないと、命にかかわる
・ 破裂すると、くも膜下出血となり、この瘤の大きさだと破裂したら半分は助か
  らず、助かった半分も、後遺症が残る可能性が高い。
・ 今なら破裂していないので、通常の社会復帰が大いに期待できると説明を受ける
 
脳外科ドクターも、今まで散々同じような説明をしてきたのでしょう、
手術の際のリスクの数値とか、統計的な数値とか、
「645年大化の改新 みたいな感じ」で、スラスラと説明してもらいました。
まあ、手術しかないじゃん って感じで、他人事のように聞いていました。
 
ただし、手術方法は以下があるとのこと。
① 開頭して、瘤の根元にクリップを付ける
② 血管から器具を使って、動脈瘤にコイルを入れ、血液の存在する余地をつぶす
 
でも脳外科ドクターは、はじめから①のつもりのようでした。
瘤の大きさから②は一時的にはいいが、結局、後々破裂のリスクが大きいとのこと
①なら根治という状態にもっていける
 
もう相方さんも自分も、①だよねー って感じで手術を決断しました。
まあ、決断もなにも、このままだと死ぬと言われればって感じです。
 
翌日2018/8/14、血管造影という検査をして、
翌々日2018/8/15、①の手術をすることで決定です。